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世界最高峰の白ワインの造り手による、新たなネゴシアンブランド。エスプリ ルフレーヴ サヴィニ レ ボーヌ 1er レ ヴェルジュレス ブラン 2019年 750ml Esprit Leflaive Savigny les Beaune 1er Cru Les Vergelesses Blanc 2019 750ml2017年にルフレーヴの総支配人に就任したピエール・ヴァンサンは、ワインづくりにおいて赤白ともに実績があり、その才能を認めている当主ブリス・ド・ラ・モランディエールは、より広域に、多彩なポートフォリオを揃える、この Esprit LEFLAIVE のプロジェクトの開始を決断した。従来のコート・ド・ボーヌやマコネでのワインづくりから、新たにシャブリやコート・ド・ニュイまで、より広いブルゴーニュの探求。葡萄は買い葡萄であるが、それらはドメーヌのチームによって収穫される、樹齢の高い葡萄樹を扱う厳選された栽培農家とのパートナーシップから生まれ、生産量は300本から最大5 000本と控えめながら、ルフレーヴのラインアップに多様性をもたらす。スタートとなる2018年は8銘柄。ブドウを栽培する農家のパートナーと提携することで、ミクロ・ネゴス的とも言えるワイン造りを行っています。こちらはサヴィニー・レ・ボーヌ最大の一級畑のヴェルジュレスブドウを使用した、繊細な味わいの1本。柑橘系のアロマがふんだんに香る、エレガントで上品なスタイルに仕上がっています。畑は砂を多く含んだ泥灰土と石灰岩で構成される、南向きの斜面に広がっています。醸造においては、新樽比率20%の小樽で1年間熟成。その後ステンレスタンクで6ヵ月間の熟成を経てリリースを迎えます。こうして造られる味わいは、柑橘系のアロマと伸びやかな酸が魅力。ワイン評価誌のWANDSでは、エレガントで上品な白ワインとして紹介されています。WANDSこの構想は、2017年、ピエール・ヴァンサン氏がドメーヌ・ルフレーヴの支配人兼醸造責任者に就任したことから持ち上がった。ヴァンサン氏は前職時代にバイオダイナミックスのピノ・ノワールから素晴らしい赤ワインを数々醸造。その腕前を封印するにはしのびなく、白ワインのみのドメーヌのポートフォリオに、ネゴスながら赤ワインが加わる。初ヴィンテージとしてリリースされるのは2018年のワインで、白が5、赤が3の8種類。いずれもオーガニック、またはバイオダイナミックスで栽培しているヴィニュロンから買い付けたブドウを元に、ルフレーヴの醸造施設にて醸造。収穫の段階からドメーヌのスタッフが携わっていると言う。
純粋なビオディナミを実践する、ピュリニーの大御所。ピュリニー・モンラッシェ随一の造り手がドメーヌ・ルフレーヴ。全ブルゴーニュの白ワインにおいて最高の造り手といっても過言ではないはずだ。ドメーヌは20世紀初頭、ジョゼフ・ルフレーヴが一族の畑を相続して設立し、その2人の息子ジョーとヴァンサンの時代に評価を確立。ジョーの死後はその息子であるオリヴィエが代わりを務め、90年になってヴァンサンの娘アンヌ・クロードが参画。オリヴィエが自身のネゴシアン業で多忙となったため、94年以降はアンヌ・クロード・ルフレーヴが一人でドメーヌの経営にあたっている。 ピュリニー・モンラッシェにおよそ25haものブドウ畑を所有する大ドメーヌであり、その大部分をグラン・クリュとプルミエ・クリュが占めている。プルミエ・クリュのクラヴォワヨンにおいては、クリマの総面積5.5ha中じつに4.7haを所有する半ば独占状態。グラン・クリュのシュヴァリエ・モンラッシェも7.4haのうち2haを所有し、1ドメーヌの所有面積としては2番目に大きい。このシュヴァリエ・モンラッシェの評価があまりに高いため、「ルフレーヴにモンラッシェは必要なし」と言われていたが、91年、ついにモンラッシェを入手。面積は2ウーヴレ=約0.08haに過ぎず、毎年1樽造るのがやっとの希少さである。またルフレーヴはピュリニー・モンラッシェとムルソーに挟まれたブラニー村にも畑を所有し、ドメーヌ唯一の赤ワインを醸造していたが、1995年に一部をシャルドネに植え替え、2000年にムルソー・プルミエ・クリュ・スー・ル・ド・ダーヌとしてリリース。04年に残りの区画もシャルドネに植え替えたため、現在、ドメーヌのラインナップに赤ワインはない。さらに2004年、南のマコネ地区に9.33haの畑を取得。同じ年からマコン・ヴェルゼとして醸造を始めた。入手の難しいルフレーヴのラインナップの中でも比較的生産量が多く、価格も手頃なため人気のアイテムとなっている。ルフレーヴで特筆すべきことは、ビオディナミによるブドウ栽培である。80年代末、ブドウ畑の状態に疑問を抱いたアンヌ・クロードは、地質学の専門家であるクロード・ブルギニヨンの講義を聞いたのがきっかけで、ビオディナミに傾倒。故フランソワ・ブーシェの指導のもと、天体の運行に従って農作業を行い、自然界の物質から作られた特種な調合物で土壌の活性化を図る、ビオディナミ農法を実践する。ワインの醸造は、歴代のレジスール(醸造長)が指揮をとる。フランソワ・ヴィロ、その息子のジャン・ヴィロと続き、1989年にはムルソーの造り手として高い評価を得るピエール・モレが後を継いだ。彼はおよそ20年間にわたり、ルフレーヴのワインの品質をさらなる高みまで向上させた後、2008年にそのバトンを若手のエリック・レミーへ渡してドメーヌを去った。2009年からは「ルフレーヴ・エ・アソシエ」の名前のもと、買いブドウによるワインを少量生産しているが、ネゴスといってもブドウ栽培からルフレーヴのスタッフが携わり、栽培方法もビオディナミがとられている。なお、ルフレーヴ・エ・アソシエのワインには赤ワインもラインナップされる。さらにアンヌ・クロードはロワールの「クロー・ド・ネル」を買収。アンジューのほか、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、グロローからなるヴァン・ド・ペイやヴァン・ド・フランスを手がけている。ルフレーヴのワインはいずれのクリマもテロワールをありのまま表現したもので、過熟感や過剰な樽香とは無縁なスタイルをとる。ムルソー・スー・ル・ド・ダーヌやピュリニー・モンラッシェでもクラヴォワヨンのように、比較的若いうちから楽しめるクリマもあるが、ピュセルやシュヴァリエ・モンラッシェは鋼のように強靭なミネラルが落ち着くまでに長い年月を要す。しかしながら待てば待った分だけ、いざ開けた時の感動は大きく、世のルフレーヴ・マニアを虜にして離さないのである。
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世界最高峰の白ワインの造り手による、新たなネゴシアンブランド。
LEFLAIVE ルフレーヴエスプリ ルフレーヴ サヴィニ レ ボーヌ 1er レ ヴェルジュレス ブラン 2019年 750ml
Esprit Leflaive Savigny les Beaune 1er Cru Les Vergelesses Blanc 2019 750ml
2017年にルフレーヴの総支配人に就任したピエール・ヴァンサンは、ワインづくりにおいて赤白ともに実績があり、その才能を認めている当主ブリス・ド・ラ・モランディエールは、より広域に、多彩なポートフォリオを揃える、この Esprit LEFLAIVE のプロジェクトの開始を決断した。従来のコート・ド・ボーヌやマコネでのワインづくりから、新たにシャブリやコート・ド・ニュイまで、より広いブルゴーニュの探求。葡萄は買い葡萄であるが、それらはドメーヌのチームによって収穫される、樹齢の高い葡萄樹を扱う厳選された栽培農家とのパートナーシップから生まれ、生産量は300本から最大5 000本と控えめながら、ルフレーヴのラインアップに多様性をもたらす。スタートとなる2018年は8銘柄。
ブドウを栽培する農家のパートナーと提携することで、ミクロ・ネゴス的とも言えるワイン造りを行っています。
こちらはサヴィニー・レ・ボーヌ最大の一級畑のヴェルジュレスブドウを使用した、繊細な味わいの1本。柑橘系のアロマがふんだんに香る、エレガントで上品なスタイルに仕上がっています。
畑は砂を多く含んだ泥灰土と石灰岩で構成される、南向きの斜面に広がっています。醸造においては、新樽比率20%の小樽で1年間熟成。
その後ステンレスタンクで6ヵ月間の熟成を経てリリースを迎えます。
こうして造られる味わいは、柑橘系のアロマと伸びやかな酸が魅力。ワイン評価誌のWANDSでは、エレガントで上品な白ワインとして紹介されています。
WANDS
この構想は、2017年、ピエール・ヴァンサン氏がドメーヌ・ルフレーヴの支配人兼醸造責任者に就任したことから持ち上がった。
ヴァンサン氏は前職時代にバイオダイナミックスのピノ・ノワールから素晴らしい赤ワインを数々醸造。
その腕前を封印するにはしのびなく、白ワインのみのドメーヌのポートフォリオに、ネゴスながら赤ワインが加わる。
初ヴィンテージとしてリリースされるのは2018年のワインで、白が5、赤が3の8種類。
いずれもオーガニック、またはバイオダイナミックスで栽培しているヴィニュロンから買い付けたブドウを元に、ルフレーヴの醸造施設にて醸造。
収穫の段階からドメーヌのスタッフが携わっていると言う。
純粋なビオディナミを実践する、ピュリニーの大御所。
ピュリニー・モンラッシェ随一の造り手がドメーヌ・ルフレーヴ。
全ブルゴーニュの白ワインにおいて最高の造り手といっても過言ではないはずだ。ドメーヌは20世紀初頭、ジョゼフ・ルフレーヴが一族の畑を相続して設立し、その2人の息子ジョーとヴァンサンの時代に評価を確立。
ジョーの死後はその息子であるオリヴィエが代わりを務め、90年になってヴァンサンの娘アンヌ・クロードが参画。オリヴィエが自身のネゴシアン業で多忙となったため、94年以降はアンヌ・クロード・ルフレーヴが一人でドメーヌの経営にあたっている。
ピュリニー・モンラッシェにおよそ25haものブドウ畑を所有する大ドメーヌであり、その大部分をグラン・クリュとプルミエ・クリュが占めている。
プルミエ・クリュのクラヴォワヨンにおいては、クリマの総面積5.5ha中じつに4.7haを所有する半ば独占状態。
グラン・クリュのシュヴァリエ・モンラッシェも7.4haのうち2haを所有し、1ドメーヌの所有面積としては2番目に大きい。
このシュヴァリエ・モンラッシェの評価があまりに高いため、「ルフレーヴにモンラッシェは必要なし」と言われていたが、91年、ついにモンラッシェを入手。
面積は2ウーヴレ=約0.08haに過ぎず、毎年1樽造るのがやっとの希少さである。
またルフレーヴはピュリニー・モンラッシェとムルソーに挟まれたブラニー村にも畑を所有し、ドメーヌ唯一の赤ワインを醸造していたが、1995年に一部をシャルドネに植え替え、2000年にムルソー・プルミエ・クリュ・スー・ル・ド・ダーヌとしてリリース。04年に残りの区画もシャルドネに植え替えたため、現在、ドメーヌのラインナップに赤ワインはない。
さらに2004年、南のマコネ地区に9.33haの畑を取得。同じ年からマコン・ヴェルゼとして醸造を始めた。
入手の難しいルフレーヴのラインナップの中でも比較的生産量が多く、
価格も手頃なため人気のアイテムとなっている。
ルフレーヴで特筆すべきことは、ビオディナミによるブドウ栽培である。
80年代末、ブドウ畑の状態に疑問を抱いたアンヌ・クロードは、地質学の専門家であるクロード・ブルギニヨンの講義を聞いたのがきっかけで、ビオディナミに傾倒。故フランソワ・ブーシェの指導のもと、天体の運行に従って農作業を行い、自然界の物質から作られた特種な調合物で土壌の活性化を図る、ビオディナミ農法を実践する。
ワインの醸造は、歴代のレジスール(醸造長)が指揮をとる。フランソワ・ヴィロ、その息子のジャン・ヴィロと続き、1989年にはムルソーの造り手として高い評価を得るピエール・モレが後を継いだ。彼はおよそ20年間にわたり、ルフレーヴのワインの品質をさらなる高みまで向上させた後、2008年にそのバトンを若手のエリック・レミーへ渡してドメーヌを去った。
2009年からは「ルフレーヴ・エ・アソシエ」の名前のもと、買いブドウによるワインを少量生産しているが、ネゴスといってもブドウ栽培からルフレーヴのスタッフが携わり、栽培方法もビオディナミがとられている。
なお、ルフレーヴ・エ・アソシエのワインには赤ワインもラインナップされる。
さらにアンヌ・クロードはロワールの「クロー・ド・ネル」を買収。アンジューのほか、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、グロローからなるヴァン・ド・ペイやヴァン・ド・フランスを手がけている。ルフレーヴのワインはいずれのクリマもテロワールをありのまま表現したもので、過熟感や過剰な樽香とは無縁なスタイルをとる。ムルソー・スー・ル・ド・ダーヌやピュリニー・モンラッシェでもクラヴォワヨンのように、比較的若いうちから楽しめるクリマもあるが、ピュセルやシュヴァリエ・モンラッシェは鋼のように強靭なミネラルが落ち着くまでに長い年月を要す。
しかしながら待てば待った分だけ、いざ開けた時の感動は大きく、世のルフレーヴ・マニアを虜にして離さないのである。
アペラシオンの北東に位置する南向きの区画。2009年植樹。
輸入元資料より
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