中国の写真家レン・ハン(1987-2017)の作品集。2017年、29歳の若さにして自ら命を絶ち、その存在が伝説化しつつあるフォトグラファー、レン・ハン。1987年吉林省長春市に生まれ、広告を学ぶために通っていた大学での授業に退屈していたレン・ハンは、身の回りの友人やルームメイトを撮影し始めたのがきっかけで、本格的に写真家への道に進みます。2011年の夏には、自費出版で写真集『Ren Hang 2009 - 2011』を刊行、その後も『Room』(2011)『Nude』(2012)『Republic』(2012)『My depression』(2013)『Son and bitch』(2014)など、毎年のように立て続けに作品集を発表、以降の活躍は周知の通り。グッチやメゾンキツネといったコレクションブランドのイメージ・ビジュアルも手がけ、これからの活躍が一層期待されていたところでした。本書は、レン・ハンの死後にTaschenより刊行された作品集で、それまでのキャリアを総括するかのように、300ページ以上に渡って図版が収録された大著。
中国の写真家レン・ハン(1987-2017)の作品集。2017年、29歳の若さにして自ら命を絶ち、その存在が伝説化しつつあるフォトグラファー、レン・ハン。1987年吉林省長春市に生まれ、広告を学ぶために通っていた大学での授業に退屈していたレン・ハンは、身の回りの友人やルームメイトを撮影し始めたのがきっかけで、本格的に写真家への道に進みます。2011年の夏には、自費出版で写真集『Ren Hang 2009 - 2011』を刊行、その後も『Room』(2011)『Nude』(2012)『Republic』(2012)『My depression』(2013)『Son and bitch』(2014)など、毎年のように立て続けに作品集を発表、以降の活躍は周知の通り。グッチやメゾンキツネといったコレクションブランドのイメージ・ビジュアルも手がけ、これからの活躍が一層期待されていたところでした。本書は、レン・ハンの死後にTaschenより刊行された作品集で、それまでのキャリアを総括するかのように、300ページ以上に渡って図版が収録された大著。